語尾の子音は発音しないの — 思い切って寸止め

リスニングの練習をするとき、
ただリスニングしていたのでは
上達はしません。
何度聞いてもわからない、という
ことがあるので、文字情報があると
なんと言っているのか確認できます。
そうやってじっくり文字と音を
比べると、え?聞こえないけど
実は言ってる??と思うことが
ありませんか?
実は本当に、声には出ていない
タイトル画像の「寸止め」って
わかりますか?
空手で実際には当てないことを
いいます。ほんのちょっと手前で
拳や蹴りを止めるんです。
英語で子音で終わる単語、例えば、
stop, hit, would, at
このような単語の場合、最後の
子音は寸止めします。
口の形は、最後の子音の
形にするのだけども、音は
出していません。
日本人はついつい、
at seven
などの場合、
aっと seven とはっきり
t を言い、しかも母音を
くっつけてしまっていたり
します。
文字がそうなっているの
だから、言いたくなる気持ちは
わかるのですが、そこは
t を言うと、かえって言いにくい
ので、思い切って、言わない!
これがリスニングにも生きてくる
なにも、発音がいいとかっこいい
から、とかそういう理由では
ないんです。
これを自分自身がやることで、
リスニングが飛躍的によく
なるんです。
聞こえるはずの音が聞こえない!
となるとまったく違う言葉と
勘違いしてしまいます。
でも、脱落する音は脱落して
発音していれば、耳で聞いた
ときに、すんなりと頭の中に
入ってきます。
練習するときも、聞こえないなら言わない
教材についてくる CD を真似するとき、
あるいはネイティブの先生のあとに
ついてリピートするときも、
聞こえない部分は発音しないように
します。
聞こえないときは「脱落」が起きて
いるんだな、と理解します。
律儀に言わなくてもいいんですよ〜
コンビニの店員さんみたいに、
「あぁぁぁめあすか?」
(温めますか?)
とまではいかないまでも、
英語の音声変化は楽チン発音に
なっているので、口の楽さを
意識してみましょう!
まとめとして
英語の音声変化、いろいろあります。
聞こえないところ、は発声しなくても
いいのですが、口の形や、舌の位置は
そのポジションにちゃんと持っていくように
してくださいね。その子音のことを
すっかり無視していいというわけでは
ないんです。
リスニングアップに向けて、練習して
みてくださいね!
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