“M” は口を閉じます!

Mom、マンマ、ママ、オンマ
など、各国の言葉で共通するお母さんを表す「マ」の音。
なぜだと思いますか?
“M” は赤ちゃんが発することができる音なんです。
コンビニの店員さんのような発音になっていませんか?
赤ちゃんでも発音できる。それは唇さえあれば出る音だからなんです!
基本、日本語でも「まみむめも」は上くちびると下くちびるを合わせて発音する音です。
そうなっていないと違う音になっているはずなのですが、超省エネ発音になると、唇を閉じない人も見かけます。
たとえば、コンビニ店員さんです。
「あたたえあすか?』
本当は「あたためますか?」です。
しかし、「め」は「え」に、「ま」は「あ」になってしまっています。
わからなくはないですが… 英語の場合、これはまずないです。
“M” は必ず口を閉じます。
唇は巻き込まないで
うちの息子に上唇と下唇を合わせて、というと
↓こんな風にになってしまいます。
いえいえ、そんなに力を入れる必要はありません。
軽く口を閉じる。そして、あまり巻き込まないようにします。
おおげさにしようとして唇を巻き込むのは NG です。
あくまで軽〜くですよ ^^
日本語の「ン」と混同しないように
例えば、company はカタカナではカンパニーですが、
英語の場合は m がきてからの p です。
カタカナですと「カン」を言ってからの「パニー」となります。
英語、日本語の順です。
↓↓
ちょっと細かいことなので、ここまで考えなくても… と思わなくはないですが、m はとにかく口を軽く閉じる、ということを意識していただければいいと思います。
また、P や B の場合はこの二つが口を閉じないと出せない音なので、その前は m になります。
東京にある地下鉄の駅、神保町も
Jimbo-cho
です。わかってるね〜、と思いました!
まとめとして
とーっても簡単に思える M の発音ですが、
案外口を閉じていない方をよくみかけますので、一度ご自分の口元がどうなっているか確認してみてくださいね!
それから意識しすぎて、くちびるを巻き込みすぎないように注意です!

発音矯正もできる英語コーチ。「今度こそ英語をマスターする!」という英語学習者に寄り添い、目標達成に導く。楽しんで英語の勉強を続ける方法を伝え、多くの英語学習者で悩みを解決すべく活動中。